あるラジオリスナーの定点日記

基本的にラジオを語ります。たまに違う話題も語ります。

10月以降の小ネタ集(野球中継とあの話題)

本日も、当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

ラジオは秋改編に突入した一方で、プロ野球クライマックスシリーズの放送など、発表されています。

 

今回のブログのネタの前に、触れておきたいことがあります。

CBC加藤愛アナ、契約社員だった。

CBC『サンデードラゴンズ』で活躍の加藤愛アナ、フリーに転身 出演は継続・ラジオ新レギュラーも(オリコン) - Yahoo!ニュース

 

正直、かなり驚きましたが、少し前兆がありました。私が感じたことを書きます。

 

その前に、簡単に説明します。労働契約法の改正で「無期転換ルール」が出来ました。

厚生労働省より引用します。

 

無期転換ルールは、同一の使用者(企業)との間で、[有期労働契約が5年を超えて更新された場合]、[有期契約労働者(契約社員、アルバイトなど)からの申込み]により、[期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換]されるルールのことです。
   有期契約労働者が使用者(企業)に対して無期転換の申込みをした場合、無期労働契約が成立します(使用者は断ることができません。)。

無期転換ルールについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

2019年10月入社の加藤愛アナは、この9月で5年が経過しましたが、契約延長を行わなず、フリーアナとして活動することになりました。

 

加藤愛アナの入社いきなりの「サンデードラゴンズ」13代アシスタント就任はかなり異例でした。ここ最近、知りましたが、CBCに入社するまで「石川テレビ」でアナウンサーをされていました。

話を元に戻します。

「サンデードラゴンズ」の12代アシスタントの方が、倫理違反(あえてこの言葉を使用します)で降板。その窮地を加藤愛アナで穴を埋める形になりました。

 

今回の、フリーアナの件は「彼女が正規のアナウンサーになることを望んでいなかった」と考えるのが自然ではないかと思います。

CBCでのレギュラー番組が増加していることがその答えではないかと思います。(10月以降、ラジオ2本担当が増えています)

 

但し、フリーアナになったことで「サンデードラゴンズ」のアシスタントは近いうちに、交代することになりそうです。(新人アナの誰かが担当)

 

さて、お話を元に戻します。

・ラジオ野球中継、今シーズンの中継。

改編前まで、文化放送CBCラジオSTVラジオ

 

改編後で地元球団の最終戦まで、RCC東海ラジオ、ABC、HBCRKBKBC

 

その他、優勝決定まで、ニッポン放送MBSラジオは10/5までセリーグを中継。

 

尚、TBCラジオ楽天が4位が確定したので、ネット受けがないカードは中継を行わない予定です。(10/7の「楽天対日ハム」が最後)

 

2024年シーズンの中継体制の確定版を書きます。

HBCラジオ➡日ハム戦140試合中継(交流戦のヤクルト主催除く)

 

STVラジオ➡平日のみ(土日はヤクルト主催のみ、優先放映権を行使)

 

TBCラジオ➡ホーム69試合+ロッテ、オリックス、土日の西武を除くビジター

※10月のホーム2試合中継ナシ。

 

文化放送➡平日のみ、9/26がラスト中継。

 

ニッポン放送➡原則、平日のみ。SPWなどは土日のデーゲーム、ナイトゲーム中継あり。(9/28「広島対巨人」巨人の優勝決定でレギュラー放送終了)

 

 

CBCラジオ➡中日戦129試合中継。9/29がラスト。ホーム最終3連戦は中継見送り。

 

東海ラジオ➡中日戦140試合中継。8/24、25、9/16「巨人対中日」デーゲームのみ中継不可。(LFはその試合、素材実況は行っていました)

※10/4~6「中日対DeNA」3連戦とも中継。

 

ABCラジオ阪神戦143試合中継。8/17のみ途中からの放送。

 

MBSラジオ阪神戦132試合中継。日曜デーゲームのみ競馬の関係で不可。素材実況は行う。

 

RCCラジオ➡広島戦143試合中継。開幕3連戦のビジターのみ現地乗り込み。

 

RKBラジオソフトバンク戦143試合中継。ハマスタ交流戦はオフチューブ、7/2の東京ドーム「ソフトバンク対西武」はオフチューブだった疑いあり。

 

KBCラジオ➡土日ビジター中継を除く、ソフトバンク戦全試合中継。

※9/24、優勝決定試合「オリックスソフトバンク」は両者とも京セラに現地乗り込み。

 

以前も書きましたが、改編前までの放送になった放送局は「スポンサーとの契約」「レギュラー番組の方が良い」という判断です。

 

CBCラジオは2年連続で中日のホーム最終戦の中継見送りとなりました。

ちなみに、2012年よりクライマックスシリーズTBSラジオが野球中継撤退した2018年以降日本シリーズを中継したことがありません。

CBCラジオリスナーにとっては、10月以降のレギュラー番組が完全に当たり前になっており、CBCのスポーツアナの半数がCS、日本シリーズを知らないという状況になりました。

 

さて、10/12から始まるクライマックスシリーズ日本シリーズの中継が少しずつ明らかになっています。

セリーグCSファーストS「阪神DeNA」 

MBSラジオ制作・東海ラジオニッポン放送3局ネット

12日 掛布雅之さん・狩野佳輔さん 金山泉アナ

13日 金村義明さん 川地洋平アナ

14日 亀山つとむさん 大村浩士アナ 

MBSベースボールパーク タイガース全力応援宣言| MBSラジオ AM1179 FM90.6 (mbs1179.com)

 

ABCラジオ

12日 下柳剛さん 寺田健人アナ

13日 濱中治さん 北條瑛祐アナ

14日 矢野燿大さん 寺田健人アナ

ABCフレッシュアップベースボール|ABCラジオ (asahi.co.jp)

 

パリーグCSファーストS「日本ハム対ロッテ」

HBCラジオ

12日 岩本勉さん 渕上鉱行アナ

13日 金村暁さん 山内要一アナ

14日 鶴岡慎也さん 本間吏成アナ

 

STVラジオ

12日 坪井智哉さん 岡田和樹アナ

13日 高木豊さん 岡田和樹アナ

※14日は未発表です。

 

試合開始はセリーグパリーグとも14時開始です。

 

ここからは、野球中継とは関係ありませんが、調べたデータやクライマックスシリーズの制度に関して説明します。

 

尚、ファーストSは3戦2勝先勝制ですが、2位チーム「阪神日本ハム」は1勝1分けでもファイナル進出となります。それは、対戦成績が五分の場合は上位チームが勝ちぬけとなる規定がある為です。

(ファーストSでは2014年の阪神が1勝1分け、2021年はロッテが1勝1分けで勝ち抜けという事例があります、ちなみに延長は最大12回までです。)

 

初戦が大事であると言われているのは、短期決戦に加え3位チームは1敗するだけでかなり不利になるからです。

なので、球場や中継時に緊張が伝わるのはこれが理由です。

 

ファイナルSも簡単に説明します。

セリーグファイナルS「巨人対ファーストS勝者」

すべて18時開始です。

ニッポン放送は中継を行うことを公表しています。

 

パリーグファイナルS「ソフトバンク対ファーストS勝者」

平日は18時、土日は14時開始です。

KBCラジオRKBラジオは中継を行う予定です。

 

ファイナルSは6戦4勝先勝となります。優勝した巨人・ソフトバンクは1勝のアドバンテージがあります。

ファイナルSも対戦成績が五部の場合は、上位チームが勝ち抜けとなる規定がありますので、上位チームは2勝するとかなり優位となります。

(2021年ファイナルSでは優勝したヤクルト、オリックスが3勝1分け(1勝のアドバンテージ含む)で勝ち抜けという事例があります)

 

ちなみに、優勝したチームが日本シリーズにでられなかったケースを調べました。

2007年 巨人

(中日に3連敗のストレートで敗退、中日はこの年53年ぶりの日本一)

セリーグはこの年からプレーオフ制度開始。江川卓氏は巨人の実践離れを指摘。

 

当時の裏側が残っていたので、貼ります。

原辰徳を“がっくり”させた中日・落合博満の“采配”「先発は山井ではなく小笠原」 参謀・森繁和が明かす07年CSで感じていた“巨人への恐れ” - プロ野球 - Number Web - ナンバー (bunshun.jp)

 

2010年 ソフトバンク

(ロッテに3勝4敗で敗退「王手をかけてから3連敗」、ロッテはこの年日本一、3位からの下剋上

ソフトバンクに繰り返された悲劇=鷹詞2010〜たかことば〜 - スポーツナビ

 

2014年 巨人

阪神に4連敗のストレートで敗退「現在の制度で4連敗は初」。菅野が登板できなかったことも要因)

当時の記事がありました。

原巨人、屈辱の4連敗の全真相。采配にも及んだ、菅野不在の影響。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

 

2017年 広島

DeNAに2勝4敗で敗退、13.5ゲーム差の下剋上は両リーグ揃って最大のゲーム差。この年、広島はDeNAに対戦成績で負け越したことも要因)

広島、CS敗退の3つの要因。セ・リーグ王者はなぜ下克上を許したのか? | ベースボールチャンネル (baseballchannel.jp)

 

2018年、2019年 西武

(両年ともソフトバンクに敗れ、敗退。2年連続優勝しながら、日本シリーズにでられなかったのは西武のみ、両年ソフトバンクは日本一になっています)

CS敗退の西武、山川が痛感した"4番の差"「柳田さんはあれだけ打ったので」 | Full-Count

リーグ連覇の西武はなぜ2年連続でCS敗退したのか。 指揮官も嘆いた「選手層」の根深い問題 | THE DIGEST

 

これらの事例を見ると、対戦成績、主力選手の不調、CSを見据えた選手の見極めなど複数の要因が考えられます。

特に主力選手の不調は回復に時間がかかるので、かなり怖いところです。

 

なので、ファイナルSも初戦が非常に大事と言われています。「打線など反発力がないチームは余計そうです」

 

短期決戦ならではの采配ができるかが、かなり問われます。

日本シリーズに関しては、後日記載します。

今回のブログはここまでです。ありがとうございました。