中日ドラゴンズは立浪監督3年目に入り、現在まで「混セ」を形成しています。
中日を支えているのは、メディア、ファンが「支えあう構図」を形成しているからです。
バンテリン主催は、東海テレビとCBCテレビが放映権を独占的に保留しています。
その理由を簡単に書くと、中日球団が「球団映像をこの2局に丸投げ」しているからです。この2局は球団映像を簡単に使えるメリットを生かし、「ドラゴンズ一色」の番組を制作、球団は放映権を受け取るという両者メリットがあるシステムができているためです。
この本に詳しくあるので、興味のある方はこちらをお読みください。
本題に入ります。中日球団の試合はラジオも行われています。
東海、CBCはテレビとラジオが同時に中継を行っています。
ここ数年間のラジオ聴衆率調査では、CBCラジオが東海ラジオを上回っていましたが、
今年4月、radiko社からある発表がありました。
下に図を貼ります。
この資料は、radikoが発表した2023年1月~12月までradikoエリアフリー+タイムフリーの全再生回数です。簡単に説明すると、「radikoで聴かれた回数が多い番組」です。
東海ラジオ「ガッツナイター」がCBCドラゴンズナイターを圧勝したとのデータがあります。
実はブログ主は2023年の「ガッツナイター」「CBCドラゴンズナイター」の放送体制を調べました。
「ガッツナイター」→143試合中136試合を放送
「CBCドラゴンズナイター」→143試合中129試合中継
実はCBCは「ヤクルト主催試合」が放映権の関係で放映ができません。その見返りに東海ラジオはニッポン放送が制作しない「巨人対中日」の放映権がありません。
実は放映権がないカードの時に何をやっていたのかを調べたところ、
CBC→同系列のHBC、RKBとの局間放送、「ドラ魂ワイド」を放送
東海ラジオ→「阪神対広島」のデーゲーム (7月は「ヤクルト対DeNA」)を放送
実は特に9月10日、11日の「阪神対広島」は優勝争いの好カード、一方で中日は11日の「巨人対中日」で敗れ、Bクラスが決まりました。
更に、東海ラジオはクライマックスシリーズ、日本シリーズも放送していました。
一方で「CBCドラゴンズナイター」には「ドラ魂ワイド」の数値も入っています。
これを踏まえると、
大人の事情をうまく活用できた東海ラジオに「漁夫の利」が来た。
実際に2024年に入り、中日が好調なのに、CBC、東海で明暗が分かれています。
この後のブログで、東海ラジオ、CBCラジオに何が起きているのかを簡単に書いていきたいと思います。
(特にCBCラジオはある爆弾も抱えていることが発覚しています)