当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
毎日、猛暑が続いており、野外球場での実況が大変な時期に入っております。(甲子園のラジオブースの温度計が夕方6時で38℃となっております)
関わっている方、毎日ご苦労様です。
さて、今月の見所を簡単にまとめます。
1 「オーディオ高校野球」
夏の甲子園を放送しているABCラジオは6月に、「オーディオ高校野球」を行うことを発表しました。
夏の甲子園を完全無料、完全中継で楽しめる高校野球の新しい聴き方、「オーディオ高校野球」は8月7日(水)から配信開始! https://t.co/CkOdSJY2HT
— 『ラジオの時間』編集部 (@time_of_radio) 2024年8月2日
簡単に説明します。ABCラジオは、夏の高校野球を中継していますが、夕方5時55分からは原則、「ABCフレッシュアップベースボール」を放送するため、中継が無くなります。
第四試合は、基本的に途中終了となっております。(一部地域への裏送りは継続)
実は今年の場合は、阪神戦がデーゲーム中継(8/16、17)、更に「朝夕二部制」の導入で第三試合が遅くなるため、中継が難しいとブログ主は考えました。
※「朝夕二部制」とは、日中はかなり暑く、熱中症のリスクが増加。これを防止するため、朝と夕方に分ける方式。
今回は3試合制の時に、試験的に実施します。
(開幕日)
1試合目 10時試合開始
2試合目 16時試合開始
3試合目 18時試合開始予定
(2日、3日目)
1試合目 8時試合開始
2試合目 10時35分開始予定
3試合目 17時開始予定
ちなみに、4試合が組まれている日は、現在の方式を採用するが、来年以降、「2部制」導入も視野に入っているとの事です。
こちらの記事を引用します。
このため、ABCラジオは中継は難しいと思われましたが、今回「オーディオ高校野球」を導入し、全試合お届けする形を取りました。
以下の資料から、引用します。
ブログ主は、このサービスは「良かった」と思っています。更に、radikoエリアフリー会員ではない方も聴くことができるので、この一瞬を逃すことはほとんどなくなります。
せっかく、準備した資料が出されることがないまま、「お蔵入り」になることはアナウンサーとしては辛いと思います。
radikoタイムフリーでは、ABCラジオ放送分ではないため、聴くことはできませんが、実況音源としてはきちんと残ります。贅沢は言えませんが、このサービスには注目していきたいと思います。
2 ABCラジオの中継体制
ABCラジオは、8月は「夏の甲子園」に専念するため、阪神戦の関東でのビジター中継をニッポン放送、文化放送、ラジオ日本に制作を依頼する形を取ります。
期間中のビジター中継はこのような形を取ります。
8/12~14「巨人対阪神」(ラジオ日本制作送り、ネット放送)
その為、MBSラジオが現地乗り込みとなるカードが多くを占めます。
また、文化放送が現地乗り込みをすることを公表しました。
8/6~8「オリックス対西武」
8/7 解説:湯舟敏郎さん 実況:高橋将市アナ
8/8 解説;中田良弘さん 実況:斉藤一美アナ
(ABCラジオ制作協力)
ライオンズナイター放送スケジュール【2024年8月】 | 文化放送 (joqr.co.jp)
文化放送は2019年以降、経費削減で関東地方以外は現地乗り込みを断念しました為、5年ぶりに現地実況となります。
(斉藤一美アナは渡辺代行監督になった初戦の5/28の「中日対西武」のレポーター担当として、出張したことはあります)
HBCラジオは、「オリックス対日ハム」は卓田アナが乗り込みで、実況とレポーターを担当します。
これは、ABCラジオとしては夏の甲子園に専念するため、致し方ありません。
以上、8月のラジオ野球中継の見所を簡単に説明しました。
ご覧いただき、ありがとうございます。